古野のブログ

環境が変われば、働き甲斐が変わる

2018.06.11

大手企業に勤める方が来社されました。
問題意識が高く、行動力もあり、バシバシと仕事を遂行していくことで一目置かれるような存在感のある人です。ただ、2年前、自分の仕事のやり方に悩んだこともある人で、悩み相談を受けたこともありました。しかし、1年前に上司が変わったことから、風向きが変わったようなのです。

話をしていると「私は何も変わっていません。上司が変わったことで、仕事は以前よりもやりやすくなったし、職場の雰囲気は変わりました。例えば、以前なら提案したことは保留になってばかりでストレスを溜めていましたが、今はすぐに動けるので、楽しく働けています」
「自分の評価に興味はありませんが、私の評価も上がったらしいです。私自身は特に何も変えていないのに不思議ですね (笑)」

この人の体験は〝特別な事例〟だと思いますか?
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実は、多く組織で起こっている「あるある」なのです。
ただ、それを口に出して言うか、言わないかの差なのでしょう。我々のところには、日々こんな問題、課題が報告されています。
個人、上司、チームのデータを見ている我々にすれば「やっぱりデータ通り。そうなんでしょうね」と当たり前とわかる範囲なのですが…。
言わないまま、〝腐っていく〟または〝辞めていく〟ことで、表面化しません。優秀であればあるほど、環境とのミスマッチは軋轢、乖離を大きくすることになり、「腐る」「辞職」も早まるのです。もったいない話しです

 データ・エビデンスで意思決定を支援しようという動きが人事の世界にも入ってきています。『より働きやすい環境』に変えてあげることが人事の仕事であり、結果として一人ひとりを活かし組織の生産性を上げることなのです。良い仕事ですよね。

株式会社ヒューマンロジック研究所 代表取締役

古野 俊幸(ふるの・としゆき)

関西大学経済学部卒。
新聞社、フリーのジャーナリストなどを経て、1994年、FFS理論を活用した最適組織編成・開発支援のコンサルティング会社・CDIヒューマンロジックを設立。
CDIヒューマンロジックのホールディングカンパニーとして、1997年に株式会社イン タービジョンを設立し取締役に就任。2004年4月からインタービジョンの代表取締役に就任。その後、社名変更を経て、現職。
現在まで約600社以上の組織・人材の活性化支援をおこなっている。チーム分析及びチーム編成に携わったのは,40万人、約60,000チームであり、チームビルディング、チーム編成の第一人者である。

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使命感、決断力をもって、有事に変革を推し進めることを得意とする。組織先導型。

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